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【発明ライフ】「特許権・実用新案権・意匠権の違い」(会員様情報:第86号)

【発明ライフ】「特許権・実用新案権・意匠権の違い」(会員様情報:第86号)

<特許権・実用新案権・意匠権の違いについて>
発明をやり始めたばかりの人には、
特許権・実用新案権・意匠権の違いが分かりにくいと思われます。
そこで、今回はその違いについてご紹介します。
分かりやすく説明しているサイトを見つけました。
こちらのサイトの中から、私が気になった部分をピックアップし、説明いたします。

http://www.cotech.co.jp/ipr/

まず、特許権と実用新案権の違いが、
よく分からないと言われる方が多くいます。
上記サイトの説明では、

《抜粋》
「実用新案制度では、出願された実体的内容の審査は行われず、
一定の基礎的要件を具備するものに対して登録されます。
小発明ともいわれる考案を特許制度よりも
早期に簡易に保護できる制度となっています。」

特許権と実用新案権の違いを簡単にまとめてみました。

《審査》
特許:審査が行われる
実用新案:審査が行われない

《存続期間》
特許:出願の日から20年間(医薬などに限り最大5年の延長可能)
実用新案:出願の日から10年間

《対象となるもの》
特許:モノ、方法、モノの製造方法の発明
実用新案:モノ(方法の考案や一定の形状のない考案は保護対象外)

こうしてみると、一見実用新案って、
簡単に権利化が出来て良さそうに見えますが、
以下のサイトでは、「実用新案は費用の無駄だ」とあります。

http://urx3.nu/HL99

次に意匠についてです。
いろいろと説明がありますが、
私は意匠=デザインだと認識しています。
存続期間は20年です。

《上記サイトより抜粋》
「また実用新案は、本来は特許と同程度の費用となります。
一方意匠登録では、特許、実用新案の半額以下の費用となります。
特に特許庁の審査費用は1.6万円です。
出願時に20万円以上かかる特許、実用新案とは大きく異なります。」

意匠登録と特許、実用新案の費用の違いも知って、
無駄な費用を使わないようにしましょう。

《上記サイトより抜粋》
「権利の境界を明確にする過程が必要であるなら、そもそも特許をとるべきです。
この辺を考えると、実用新案を考えるのなら、意匠登録出願をすべきと考えます。」

発明大学では、私たちのような市民発明家は意匠登録を推奨しています。
長く発明をやっている私自身も高度な発明でない限り、意匠の方がお勧めです。
費用面と書類作成等の煩わしさに労力を使うよりは、意匠で権利化すべきだと思います。

特許権・実用新案権・意匠権の違いが分かると
発明したものを何で権利化すべきかが見えて来ます。
時間、お金、労力を無駄にしないようにしましょう。

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