連載 2日目 【成功のヒント「○○を○○に使えないか?」】 新しい作品を生み出すとき「○○を○○の用途に使えないか」……、 と考える方法はとても便利で効率良く使えます。 たとえば、小さなクリップの新しい用途を考えるときと同じです。 ここで、少し練習をしてみましょう。 「小さなクリップを見せてみなさんだったらこのクリップをどのように使いますか? いままでと違う使い方(用途)をできるだけたくさん創作してください」 といった内容の課題を出すわけです。 この考え方は新しい作品を生み出すときに都合がいい練習方法です。 それでは、具体的な事例を紹介しよう。 材料、製品、廃品などについて「○○を○○の用途に使えませんか?」……、 と考える方法です。 具体的には次のように考えることです。 自動車の古タイヤは校庭の遊び用具に使えます。 「缶ビールやジュースの空き缶」は「貯金箱」に使えます、…… といったように考えることです。 このように、新しい作品を創作するヒントはたくさんころがっています。 仲のいい2人は、古タイヤに座って、いつも一緒にイタイヤといって……、 会話を楽しんでいるのでしょうネ。 そこで、素晴らしい「発明ライフ」を1日も早く実現するためには、 発明家はTVや新聞、雑誌などで新製品の広告を見たら すぐにパンフレットなどを取り寄せてください。 その新商品のいいところをたくさん見つけてください。 それから新しい用途を創作してほしいと思います。 何でも興味をもって日頃から注意深く観察し、 行動していれば作品の商品化が実現するヒントは簡単に見つかるものです。 そこで「○○を○○に使えないかなあー」といった内容のことを自分に問いかけてみてください。 そこから新しい作品が生まれてくるのです。 ● まっすぐなキュウリが作れる矯正具 Aさんは料理屋さんです。 毎日、料理に使うためキュウリを何本も買っています。 そのとき、料理がしやすいようにまっすぐなキュウリを選んでいます。 ところが、これは曲がったものと比べると値段がウンと高くなります。 そこで、値段が高くならないように簡単な器具を使って 曲がらないキュウリが作れないか、カッコ良く研究をはじめました。 最初はキュウリの下に石をぶら下げてみました。 それで、キュウリの形はまっすぐになりましたが石が重すぎて ツルが切れそうになって失敗しました。 次は、竹筒をもってきてキュウリが小さいときその中に入れて生育させてみました。 この方法も形は上手くできました。 全体の成績も良かったと思います。 でも、問題がありました。 それは、日光が当たらないのです。 それで、白いキュウリができてしまいました。 そこで、さらに考えました。 今度は透明な塩化ビニールのパイプを買ってきました。 それを吊るしその中にキュウリを入れて成長させる方法を試してみました。 すると、キュウリは矯正され、美しく、まっすぐな形になりました。 しかも、日光も十分に当たります。 だから、生育したキュウリは青々としています。 このように「○○を他に使い道はないか?」と考えると 「まっすぐなキュウリが作れる矯正具」のような新しい作品が生まれるのです。